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寿司屋で独立開業を考えてるならフランチャイズ加盟した方がいい?

寿司屋で独立開業したいと思ったら、フランチャイズ展開しているところに加盟店として登録するのも良いでしょう。
回転寿司のお店などは全国展開しているのでフランチャイズ加盟者を募集されています。

 

さらに1年で複数の店舗のオーナーとして活躍している人もいるようです。
独立・開業するためには名前が知られている店舗の看板をもらえるのはとてもありがたいことです。

 

さらに店舗運営のノウハウなどの知識も本社の研修で身につけることができるので技術とともに様々な知識を吸収することが可能です。
どのような店舗がフランチャイズ加盟店を募集しているのか、いくつかご紹介しますので参考にしてみてください。
加盟店を募集しているのは一例ですが、「函館市場」「とっぴー」「マリンポリス」「なごやか亭」などがあります。

 

回転寿司でのフランチャイズ加盟店募集が多いです。回転寿司は最近は
グルメ系回転寿司が流行っていて、家族連れで賑わっています。

 

ただ安いという回転寿司ではなく、素材にこだわっていて100円以外のものも沢山揃えられていて、デザートなどのサイドメニューも豊富にあるのが特徴のようです。

 

手軽に入ることができて、おじいちゃんやおばあちゃんも食べることができて、子供は楽しみながら食べることができるので人気が高く、市場も広がっているのではないかと思います。

 

独立して成功している人も多いので、はじめての独立にはこのような形のFC展開しているところに加盟するというのは一つの方法です。 

 

フランチャイズであっても気をつけなければいけないこと

しかし、お寿司屋さんを独立開業させるにあたってフランチャイズであろうと、基礎が大事なのは言うまでもないですが、

その次の段階として、他の寿司店が考えないような発想力を持つこと。

 

また需要などの動向をきちんととらえた上でのマーケティングと経営術が必要となります。

 

まず、発想力に関してですが、むやみやたらに女性が好みそうだからと言う理由で、カルパッチョやアボカド軍艦などを増やすのではなく、自分が開く店の大まかな立地を把握して客層を分析し、ベーシックなネタがメインなのか、また油ものを多くするかや珍しい白身魚のレパートリーを増やすかなど、大まかな方針を立てると良いと思います。

 

それを踏まえた上での発想力なので、例えばマグロの希少部位を使った寿司を提案したり、珍しい白身魚を集めたランチセットを提案したり、サイドメニューを工夫したりと、ベースの方針が決まれば、ターゲットを絞り、いろいろと発想を膨らませてより多くの需要を創出できると思います。

 

また、マーケティングと経営ですが、物事にははやりすたれの流れ、つまり流行があり、寿司をとってもそのようなものがあると思います。そこで、今何がはやっているのか、どういうものは古い考えなのかと言うことをいち早く察知し経営に取り入れなければいけません。

 

単純に流行と言っても、直接寿司に関するものだけを追っていてはすでに後れを取ってしまいます。

 

例えば、今年の冬は例年に比べて寒くなりそうだという情報からは、冬季限定の暖か系のサイドメニューを考案したり、海鮮ひつまぶしなど暖かいメニューを考えることもできます。

 

また、セブンイレブンやローソンなどのコンビニ業界は冬よりも、夏終わりの方9月からおでんを販売したりする場合がありますが、あれは、夏の商品に飽き、冬の商品が待ち切れずおでんが売れるというデータがあるためです。

 

といったようにデータの活用や、そのデータによって手に入った常識破りな発想も戦略に取り入れることも視野にいれておくべきしょう。

 

長期的な話だと、今日の日経平均は10数年来の高値圏で緩やかに伸びつつあるとか、輸出大手○○がストップ高を記録したなどの経済ニュースも寿司に全く関係がないとは言えません。

 

例えば、高給取りな団塊世代をお客様として考える場合、中には投資家のお客様も存在するはずです。そうなれば、持ち株が値上がりすることで、今日は景気良く美味い寿司でも行くかとなる可能性もあるわけです。この場合は、チェーン店に加盟するしないは関係なく努力できる範囲ですよね。

 

つまり、景気が良くなった時、一時的にも気分が高揚しているタイミングなどはお財布のひもも緩み、プチ贅沢ランチは流行る可能性があります。

 

以上、このような観点からアプローチしてチェーンやフランチャイズも選択肢の一つと考えられます。

お寿司屋さんとして独立する場合には、売り上げが4割持っていかれるからと毛嫌いするだけでなく、フランチャイズも一考する必要はあります。